2018年 モバイルUXデザインのトレンド予測 12パターン -4/4-
1つにまとめた完全版書きました。
元記事
ご本人(Nick Babichさん)から翻訳の許可を頂きました。
表題は語弊を承知で無理やり日本語に訳しているのでわかりづらいかもしれません。
(もっと適当な訳があったら教えてください。)
図はすべて元記事から引用し、クレジットなどもそのまま記載しました。
やっと今回で最後になりました。
(あとで統合した完全版を記事にします。)
10.パーソナライズの高度化(Advanced Personalization)
UXのパーソナライズは2018年も注目の的であり続けるでしょう。
現在位置の情報に基づいたコンテンツの提供(Provide Content Based on User Location)
ユーザーが外出にモバイルデバイスを携帯するようになって以来、アプリは位置情報を利用してユーザーの現在位置に関連するコンテンツを提供できるようになりました。
これによって、ユーザーの周囲の環境に反応するサービスが生まれました。
スターバックスのアプリのように、位置情報を利用してユーザーに特別価格の通知をするアプリも既にいくつかあります。
2018年はより優れている位置情報を利用したアプリが出て来るでしょう。
きちんと適合したユーザーインターフェイス(Tailored User Interface)
UIデザインにおけるパーソナライゼーションはコンテンツに限った話ではありません。
すべてのユーザーはあらゆる点で異なっており、視力の悪い人もいれば色盲の人もいます。
ならば、どうしてすべての人に同じUIである必要があるのでしょうか?
パーソナライゼーションはレイアウトも個人向けに適応させるようになるでしょう。
これらの情報に基づことで、アプリはより大きなフォントが必要かどうか、動画を再生するとき音量を上げるべきかを判断できるようになります。
11.拡張現実(Augmented Reality)
対話型インターフェイスのほかに私達のアプリの使い方、やり取りに間違いなく変化をもたらすものとしてARがあります。
1年前、マーク・ザッカーバーグはすべてのスクリーンは最終的にレンズになると予測しました。
それは2018年が「AR元年」になることからも明らかです。
もっと簡単にAR体験を創り出せるようになる(It Will Be Much Easier To Create AR Experience)
すでに多くのARアプリがマーケットに並んでいます。
しかし、最近までARアプリを開発するのは容易ではありませんでした。
エンターテイメントのためのAR(AR For Entertainment)
ARをエンターテイメントにどのように利用すればいいのかを示すもっとも優れた例が「ポケモンGo」です。
しかし、ARはゲームだけに限りません。
たとえば、ARレンズにメッセージングアプリを組み込めば、もっと魅力的なユーザーエクスペリエンスを創り出せるでしょう。
現実の問題を解決するためのAR(AR As a Solution For Real-life Problems)
ARは急速に現実の問題を解決し、ユーザーに実質的な価値を提供する技術になり始めています。
たとえば、「AR Measure」は従来の物理的な目盛りテープを使わずに、現実世界の物体を計測することができます。
12.現金不要の支払(Chashless Payments)
キャッシュレス・ペイメントは急速に多くのユーザーにとって標準的になりはじめました。
(キャッシュレス・ペイメントを用いるユーザーは2017年からほぼ2倍になりました)
これは毎日の商取引を変化させるほど強力です。
たとえば、キャッシュレスが普及している中国ではより好ましい支払い方法として捉えられています。
モバイルアプリ開発者にとってこれは何を意味しているのでしょうか?
記事は以上です。
改めて、翻訳の許可を下さったNick Babitch氏に感謝申し上げます。