ベルマークのない自由帳

ベルマークのない自由帳

有益と無益の境界例

2018年 モバイルUXデザインのトレンド予測 12パターン -3/4-

1つにまとめた完全版書きました。
 
元記事
ご本人(Nick Babichさん)から翻訳の許可を頂きました。
 
表題は語弊を承知で無理やり日本語に訳しているのでわかりづらいかもしれません。
(もっと適当な訳があったら教えてください。)
図はすべて元記事から引用し、クレジットなどもそのまま記載しました
 

7.動画の支配(Dominance of Video)

2017年はコンテンツマーケティングの手法として「動画」が脚光を浴びた。
ハブスポット(HubSpot)によれば、78%の人が毎週オンライン動画を見て、55%の人は毎日みている。
モバイルデバイスでは、デザイナーはメディア向けに動画のフォーマットを変化させるでしょう。
 
短い注意持続時間に適応させた動画(Adapting Video For Short Attention Span)
人々の注意持続時間の平均は、2000年の12秒から2015年には8秒と低下しています。
コンテンツ配信の方法は上記の変化に適応した結果、新たなものになりました。
360°見渡せる動画やFacebook Liveは、そうした適当の結果作り出されたものです。
2018年にはより多くのユーザーやビジネスでこうしたフォーマットを使用して、重要でタイムリーな情報を配信するようになるでしょう。
 

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Facebook Live video. Image credit: Buzzfeed
縦方向に適応した動画(Adapting Video For Portrait Orientation)
ルークロブスキー(Luke W)によれば、スマホを使用する時間のうち94%は縦方向での使用です。
これはすべてのコンテンツ(動画を含む)は縦方向に適応すべきであることを意味しています。

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Image credit: Luke W

8.生体認証(Biometrical Authorization)

生体認証技術を用いたアプリは、昔からあるログインの要求を回避することができます。
同時に生体認証技術は顔認識や指紋、音声認識など、特定の生理学的特徴や行動的特徴を必要とします。
 
生体認証技術を使用する人の増加(More People Will Use Biometric Authentication)
生体認証技術は特別新しい技術ではありません。
今日多くの人々はパスワードの代わりに生体認証技術を用います。
Appleによれば、iPhoneユーザーがデバイスをアンロックする回数の平均は1日80回で、そのうちTouch IDを使用したものは89%だそうです。
2018年は生体認証技術がもっと便利になり、認証とID管理に使用されることが増えるでしょう。
モバイルアプリに生体認証技術を用いるこで、企業とユーザー両者のセキュリティを強化をすることができます。
 
Face IDがTouch IDに置き換わる(Face ID As a Replacement For Touch ID)
2018年には私達の「顔」がプロテクトに1番使われるようになるでしょう。
iPhone XからFace IDが使用可能になり、iPhoneユーザーは今後もっとも自然な認証方法となる技術を体験する機会に恵まれました。

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9.対話的デザイン(Conversational design)

2015年のコムスコア(comScore)の研究は、ユーザーが頻繁に使用するアプリの平均は3つで、少なくともそのうちの1つはメッセージアプリだと示しています。
人々はチャットが大好きです。
そのため、2018年は人工知能を用いたチャットボットや音声アシスタントが注目されています。
 
メッセージングプラットフォームに統合されたチャットボットアシスタント(Chatbots As Assistants Integrated In Messaging Platforms)
おそらく私たちはGUI体験のすべてをチャットボットに置き換えたりはしないでしょう。
しかし、チャットボットは(Facebook Massagingのような)メッセージングプラットフォームに統合され、私達のアシスタントを務めるようになるでしょう。
企業は消費者とリアルタイムで自動の会話を行います。
 

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Image credit: Isil Uzum
洗練された音声アシスタント(More Sophisticated Voice Assistants)
今日では私達とアプリがやり取りをする方法はGUIだけではありません。
自然言語の処理とマシンパワーの進歩によって異なるタイプのインターフェイス、音声ベースのものが出現しました。
2016年、Googleはすべてのスマホで行われる検索のうち、約20%が音声認識を用いたものだと発表しました。
このことは、音声ベースのインターフェイスがどうして今後の注目の的になるのか物語っています。
音声認識によるインタラクションは様々なポテンシャルを阻害する「キータイプ」を排除することで、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。
 
最高のインターフェイスは、やり取りがないことだ。(The best interface is no interface)
 
広告文の重要性(Importance Of Copywriting)
こうした対話型インターフェイスのようなタイプが人気になると、デザイナーやディベロッパーは広告文の重要性に気がつくでしょう。
チャットボットはほとんどユーザーと機械の間で「言葉」をやり取りすることに基づいており、それらの言葉は慎重に選ぶ必要があります。