ベルマークのない自由帳

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有益と無益の境界例

Oculus Goを「はじめてのVRゴーグル」に買ってみた感想は?

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VRって未来感すごいよねー、と友人と話したのが2014年。
それから4年、VR自体は経験したけどこれまで自分のVRゴーグルを持っていなかった。
だって高いもん
 
そんな私が迷わず買ってしまったVRゴーグルが「Oculus Go」。
こいつの何がすごいってスタンドアローンVRを謳っている通り、Oculus Go単体でVRが楽しめるくせに23,800円(32GB)で購入できることだよね。
とにかく安い。
 
公式サイト:Oculus Go | Oculus 
 

32GBモデルを選択

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今回購入したのは32GBモデル。
64GBモデル(29,800円)もあって、人によっては「64GBのほうがいいよー」と言っていたりもする。
 
「どっちがいいの...?」と悩んだけど、個人的に23,800円と29,800円の差は大きい...!
それに、もし32GBで足りなかったらメルカリで売って新しく購入し直したらいいんじゃない、と思ってたりする。
 

3日で到着

月曜日に注文して到着が木曜日と3日程度で到着。
海外からの発送でこの速さにはちょっと感動した。
しかも送料無料だしね。
 
なんか中国だと入荷待ちが5万人とからしい。
それを考えると3日で手に入るのは素晴らしい。
 

セットアップで迷う

「説明書読まなくてもいけるやろ〜」と勇んでいたらセットアップの段階で詰んだ…。
はじめてのVR、的な謙虚さを心に説明書を読もうとすると、同封されていたのは「注意書き」。
 
そこには
 
「セットアップの説明についてはhttps://www.oculus.com/setup/をご覧ください」
 
という記載のみ。
なんという不親切設計だろうか。
 
さっそくVRに恐々としながらもアクセスするとこんな感じだった。
 

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つまり「OculusアプリDLしてねー」ってことらしい。
いや、そのくらい書いとけよ…。
 
 
実際の手順は以下の通り。
  1. スマホアプリDL
  2. Oculusアカウント作成(Facebookでログインも可)
  3. Oculus Goとスマホをペアリング
  4. Wifi設定
  5. クソ長い使用上の注意を強制視聴させられる
やってみた感想としては、アプリさえDLすればあとはアプリのガイダンスに従ってセットアップができる感じ。
 
これでやっとOculus Goが使える状態になる。
そのあと興味の分野選択とかアバターの設定、ルームの設定もあったりする。
この辺になると楽しくなってくる。
 
セットアップの流れはこのサイトがわかりやすいから、詰んだ人はおすすめ。
 
ちなみに本体の充電はAndroidの充電器そのまま流用。
メガネ用のスペーサーもついているけど、丸メガネでのび太といじられる私でも必要なかった。
ただ、Oculus Goにはピント調節がないからメガネを外すとぼやけてよく見えない。
 

実際に使ってみて

画質はGear VRに近い感じだけど、スマホを使ったものより画面全体に広がりがある感じがして没入感は圧倒的に上
「おお、VR!」という感動はあった。
もちろんOculus RiftやHTC Viveには劣るけど、値段とスタンドアローンという点は優位性として残る。
 
もう1つ個人的に感動したのが「」。
なにも知らなかったからイヤホン必須なのかと思っていたけど、スピーカーがついていた。

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これが結構すごくて、つけていると臨場感あって大きめの音だけど、外すと小さめの弱々しい音にしか聞こえない。
指向性がめちゃくちゃ高いんだろうね。
 
コントローラーに関しても作りがシンプルで、Wiiのコントローラーよりユーザーに優しい。
特に気に入ったのが戻るボタンの出っ張り具合。
程々な出っ張りで手探りでホームボタンと区別がつきやすいように配慮されてる。
 
ただ、いいところばかりでもなくて気になった点も多い。
  • 初回起動時のセットアップが分かりづらい
  • 夏だからかゴーグルで覆われてる部分がすごく蒸れる
  • スリープ状態のときに勝手に点いたり消えたりする(個体の問題?)
  • ストアでアプリをウィッシュリストに入れられないのはナンセンス
  • アプリの購入はpaypalかクレカの2択
  • 少し酔う
  • 文字化けしてうまく表示されないところがある
  • 髪に拘束具つけられた痕みたいなのがつく
  • アプリのバリエーションの少なさ
  • 充電の減りが早い(2時間もたない)
 
特に最後の充電については、だいたい1分で1%減る
今の所困ったことはないけど気になる人は気をつけたい点。
 

アプリ

やっぱり本題はアプリ!
遊んだものの中からおすすめのアプリを簡単に紹介。
 
1.RUSH

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値段:790円(SALE:490円)
まず1番最初に遊んでほしいスポーツゲー。
モモンガスーツを着て渓谷や山々の間を滑空するみんなの夢が詰まった内容。
 
スレスレで飛行するほど脳内物質がドバドバになる上、ターボゲージも溜まって加速できる最高にクールなゲーム。
 
2.Temple Run VR

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値段:無料
みんな大好きTemple RunのVRバージョン。
操作がタッチパッドだから結構難しいけど、夢中になる面白さは健在。
 
後ろ振り向くと必死に追ってくる化物が見れる。
 
3.Merry Snowballs

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値段:無料
ファーストパーソン雪投げシューティング。
ステージごとに出てくる敵(キッズ)を雪玉を投げてなぎ倒していく残忍なゲーム。
 
グラフィックもきれいでめちゃくちゃ面白いけど、難易度は結構高め。
 
4.Henry

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値段:無料
Oculusのスタジオが作ったリッチなグラフィックのVR映像作品。
針のおかげで友達がいない孤独なハリネズミの物語。
 
トーン・テレヘンの『ハリネズミの願い』を子供向けにした感じで、ほんわかする内容をVRで楽しめる。
 
おまけ:Summer Sale

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今はOculus StoreでSummer Saleがやっていて、主要なタイトルはほぼすべて値下げ中。
 
いつまでやっているのかわからないから、今のうちにやりたいゲーム買っておきたい。
積みゲーが始まる予感しかしないね。
 
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まとめ -Oculus Goはアリ?ナシ?-

表題にもある「初VRにOculus Goはアリ?ナシ?」という問いに答えたいと思う。
答えはアリ
 
なにより手軽さだよね。
23,800円というお手頃な値段でOculus Go単体でVRが楽しめる。
このスタンドアローンっていう手軽さ未来感は他にはないところ。
 
次に、大きな問題点がないこと。
大きな問題っていうのは、VR体験に直接影響するような問題ね。
気になる点こそ多かったけど、VR体験が損なわれるようなものはなかった。
 
ただ、まだ使って日が浅いからこれから出てくるのかもしれない。
そのときは改めて報告し直せばいいかなー、と。
あとはOculus Goユーザーの増加に伴って、どんどんコンテンツが増えてくるんじゃないかなーという期待もあったりする。
 
VR初心者の目線で「VRを楽しめるのか、否か!?」みたいな基準でOculus Goを見てみた。
結論は全然アリ
 
最後に、Oculus Go買った人は SotaNakazawa をぜひフレンド登録してほしい!
今のOculus Goに何が足りないって、一緒に遊ぶ友達なんだ…。