ベルマークのない自由帳

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有益と無益の境界例

パートナーとの関係が悪化している3つのサイン

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執筆者:Kelly Campbell Ph.D.
 
Psychology Todayで長いことランキング入りしている記事を見つけたので翻訳してみました。
悪い関係に置かれているサインとは以下の3つだそうです。
 
  1. あなたの個人的な自由がない
  2. 「80:20」の比率が保たれていない
  3. 一人で家にいたいと感じる
 
それぞれの項目について箇条書きで要点だけ書き出してみました。

 

1.あなたの個人的な自由がない

・結びつき(Relationships)とは「相手をコントロールすること」ではなく「お互いの決定を確認・合意すること」
・すべての人には「独自のニーズ(欲求)」があり最高の関係とは「お互いのもっとも重要なニーズを満たす」もの
・あなたのパートナーが「お金の使い方」「人付き合い」「服装」などをコントロールしていると分かったら「赤旗
・パートナーをコントロールしようとする人はニーズを満たす能力が「不安定(insecure)」
・「安定的(secure)」な人はパートナーのニーズ満たす能力に自信がありそれが何をもたらすか知っている

 

 2.「80:20」の比率が保たれていない

・カップル研究の第一人者ジョン・ゴットマン(John Gottman)は離婚を90%の精度で予測
・パートナー同士のコミュニケーションを観察してポジティブなやり取りが80%以下だと危険
・その他の20%は「仕方がない」と考えたほうがいい部分(政治や宗教、好き嫌いなど)
・衝突の原因に目を向けるのではなくポジティブを80%かそれ以上まで高めることがゴール
・関係を改善しようとするのはいいけど相手が「自分から」変わること期待すべきではない

 

3.一人で家にいたいと感じる

・悪い関係に置かれていると家で「パートナーがいなければ…」と頻繁に感じる
・「より良い人なんて見つかるはずない」と考えるなら今の関係を維持すべきでない
・あなたは自分の力で「より良く」なることができる
・関係が悪化したことを認めるのは勇気がいるけどあなたは自ら幸せになれる自分の力強さに驚くだろう

 

 

人生はあまりに短く、あなたにとって良くない相手に時間の無駄使いはできません。
あなたの幸福はパートナーと複雑につながっています。
関係が素晴らしいものであるときにはあなたも幸福ですが、当然うまくいっていないなら反対の影響を与えます。
すべての関係は大変な時期を経験して、改善が見込めるかを手探りしながら問題の解決に取り組む価値があります。
ただし、あなたの幸福が何年もおびやかされていたり、あなたのパートナーがなんの助けにもなっていないとき(何度も頼み込んでも!)、それはとても時間のかかる作業になるかもしれません。
 

個人的な感想

海外(特にアメリカ)は離婚を前提とした結婚が一般的だからこういった記事が人気なのでしょうか。
日本でウケるのかは疑問です…。
私的にはこういった「パートナーとの死兆星を知ることで、事前に回避しようと努めたり、関係の改善に役立てるなどの方向で考えたいですね。
 
※誤訳などありましたらお知らせください。