iOSアプリのUIガイドライン -iOSのデザインにおける3つのテーマ-
岸川さんのこちらのツイートを参考にして、公式のガイドラインを読んでみようと思い立ちいざ実践。
今日のセッションで私が言いたかったことは、モバイルの開発で最も重要なことはそれぞれのプラットフォームを深く知ることで、そのためにUIガイドラインをよく読むこと。言語の知識や何で書くかとかは大した問題ではない。
— kishikawa katsumi (@k_katsumi) 2018年3月23日
なのでSwiftやUIKitを知ることはiOSアプリを作る上でまったく必須ではなくて、完全に避けることもできるけど、プラットフォームのスタンダードというものは理解する必要があります。
— kishikawa katsumi (@k_katsumi) 2018年3月23日
公式のドキュメント
Themes - Overview - iOS Human Interface Guidelines
iOSデザインにおける3つのテーマ
iOS Design Themesより
明快さ(Clarity)
システム全体において、テキストはすべてのサイズで判読可能で、アイコンは正確で分かりやすく、装飾は巧妙で適切であり、機能性に鋭い焦点を当てることでデザインに動機付けが与えられる。
ネガティブスペース(※1)、色、フォント、グラフィック、そしてインターフェースといった要素は、重要なコンテンツをうまい具合に強調して双方向性に導いてくれる。
敬意(Deference)
流動的な動きとキビキビさ、美しいインターフェースは人々の理解を助け、コンテンツとのインタラクティブを邪魔することがない。
コンテンツは通常画面いっぱいに展開しており、半透明にしたりぼかしたしりすることで多くのヒントを提供している。
ベゼル、グラデーション、シャドウなどを最小限に抑えてインターフェースを明るく軽量にすることで、コンテンツの重要性を高めている。
奥行き(Depth)
明瞭なビジュアルレイヤーとリアルなモーションは階層性と生命力を伝達し、理解を容易にしている。
タッチと情報の見つけやすさは、喜びを高め、コンテキストを失うことなく機能と追加コンテンツを利用可能にする。
トランジションはコンテンツへのナビゲートをする際、奥行き感のある体験を提供する。
※1.ネガティブスペース(Negative Space)
デザインにおける背景の「余白」「空白」を指す。オブジェクト以外のスペースを指し「第2の空間」と呼ばれることもある。