ベルマークのない自由帳

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有益と無益の境界例

英語PDFをまるっとGoogle翻訳する!改行の置換方法もご紹介

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英語論文などをサッと確認したいときGoogle翻訳をよく使います。
しかし、PDFからコピペして翻訳にかけると要らない改行が大量発生して、ぶつ切りの文章でちゃんと翻訳できない!!
私のような英語が達者ではない人間にとっては死活問題です。
 
そこで、私が試したテキストエディタGoogle翻訳ドキュメント翻訳機能を使った方法をご紹介します。
特に資料や論文をまるっと翻訳したい場合に役立つと思います。
 

テキストエディタにコピペする

Cmd+AとかCtrl+Aとかして内容をすべて選択してコピーして貼り付けるだけです。
これで改行が入らずにコピペすることができる!かんたん!!
テキストエディタなら何でもよくて、Wordでも可能です。
 
もし改行が入ってしまう場合には、置換機能を使用することで解決します。
ここではSublime TextとWordを使った改行のなくし方を説明します。
 

Sublime Textで改行を置換する方法

Sublime Textの置換機能はMacなら「Cmd+Option+F」、Winなら「Ctrl+H」で使えます。
下部に入力画面が出るので、改行を検索したい場合はまず左側にある「Regular expression」をオンにします。
次にFindに検索したい文字列を入力するのですが、今回は改行なので正規表現で改行を意味する「\n」を入力。
置換したい文字列があればReplaceに入力しますが、改行をなくしたいだけなら空白にして右側にあるReplaceボタンを押して完了です。
 

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Wordで改行を置換する方法

Wordで置換機能を使うにはOS問わずに「Ctrl+H」を押します。

左側に入力欄が表示されたら歯車マークを押して「高度な検索と置換」を開きます。

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するとウィンドウが表示されるので置換タブを開きます。

そうしたら、以下の2点を実行すれば改行を検索できます。

  • あいまい検索(日)」のチェックを外す
  • 検索対象に「^p」と入力する

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あとは置き換えたい文字列を入力するのですが、改行を無くしたい場合には空欄で大丈夫です。

 

注意点
英語の文献で端にある単語が切れてしまうときに使う「-」という記号があります。
テキストエディタにコピペをすると「-」のあとにスペースが1個入ってしまい、別の単語という扱いになってしまいます。
置換機能で「- 」(後ろにスペース)と検索して「-」と置き換えることで単語が切れてしまう現象を防ぐことができます。

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ここまでできたら、改行をなくしたものを翻訳したときに読みやすい形に整えて、テキストファイルかWordファイルとして保存すれば大丈夫です。
もし保存形式が.txtでなかった場合は、ファイル名に.txtとすればテキストファイルになります。
 

Google翻訳のドキュメント翻訳機能を使う

Google翻訳にはWordファイルテキストを丸っと翻訳してくれるドキュメント翻訳機能があります。
Google翻訳にアクセスすると、入力欄の下にひっそりと「ドキュメントを翻訳」というボタンがあるのでそちらから利用できます。

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なんでこんな目立たないように配置されてるのかは不明です。
あとは先程保存したファイルを選択すればまるまる翻訳したものを表示してくれます。
ちなみに元のPDFファイルをそのまま翻訳すると、ぶつ切りで意味がよくわからない文章を返してきます。
 

チェスオープニング紹介:フレンチディフェンス

 

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今回は黒のカウンターが強力なオープニングとして有名な「フレンチディフェンス」を紹介していきたいと思います。
 
 

フレンチディフェンスの形

1.e4 e6 がフレンチディフェンスの基本形となります。
 

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「え、たったこれだけ?」
と思うかもしれませんが基本形はここまでで、もっともポピュラーなメインラインと呼ばれる形は2.d4 d5となります。
 

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1.e4 e6 2.d4 d5 までは自然な流れですね。
 
このメインラインの形にしたときの白と黒、両者の狙いや変化形について触れていく前に…
少しだけ、フレンチディフェンスの歴史についてお話しましょう。
 

フレンチディフェンス誕生の背景

フレンチディフェンスが誕生したのは今から180年以上前、1834年に行われたオランダとフランスの通信チェスの対局でのことです。
黒を持ったフランス側が1…e6を打って勝利を収めたことに人々は驚きました。
 
「あれ、1…e6って強いんじゃね?」
 
こうして1...e6が見直され、フランスに対する尊敬の念を込めてフレンチディフェンスと呼ばれるようになりました。
 
しかし、初代チェス世界チャンピオンのヴィルヘルム・シュタイニッツは、フレンチディフェンスについてこう言っていました。
「私はね、生涯で1度もフレンチディフェンスを打ったことがないんだ。なにせ、あらゆるオープニングの中で1番 ”のろま” だからね!」
この発言からもわかるように、当時は1…e6という手はあまり評価されていませんでした。
 
どうしてフランスが1…e6を打ったのかというと、フランス側のChamouilletという選手が他の選手を説得して1…e6を決行したからです。
多くの研究がなされた結果、非常に強力なカウンターであると評価され現代では不動の地位を獲得するに至りました。
Chamouilletには先見の明があったということですね。
 

フレンチディフェンスの狙い

メインライン(1.e4 e6 2.d4 d5)における黒と白のそれぞれの狙い(メリット/デメリット)を確認したいと思います。
 

白のメリット/デメリット

メリット
・1.e4と2.d5とすることでセンターを支配することができる
・マイナーピースの展開を準備できる

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基本的にはコマを一気に展開して、消極的な動きをする黒を一気に畳み掛ける戦略です。
 
デメリット
・d4とe4は横に並んでいるので攻撃されやすい(特にd4)
・長期戦になると弱い(特にクイーンサイド)
 

黒のメリット/デメリット

メリット

・1…e6 2…d5とすることで強力なポーンチェーンを作ることができる
・白のポーンファランクス(横に並んだ形)にカウンターを仕掛けられる

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戦略的には黒マスビショップの利きも通るため、ポーンチェーンを活かしたクイーンサイドからのカウンターが一般的です。
cポーンを使ってd5を固めたり、白のd4を攻撃する手なども考えられます。
 
デメリット
・e6とすることで白マスビショップの展開を妨げる
・ポジション的な優位を失う
 

変化形を簡単に紹介

メインライン:2.d4 d5

 

メインラインの解説はすでにしているので、変化形について簡単にご紹介します。
メインラインのあとは3.Nc3が40%以上の対局で指されています。

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このとき黒には3つの対応があり、まずはその3つの変化形から見ていきましょう。

ウィナワー・バリエーション:3…Bb4

3.Nc3にたいして3…Bb4と応じることで、ナイトをピンしてセンターへの圧力を緩和します。

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この変化の場合、白は4.e5としてナイトの役割を減らしつつBxc3に対してbxc3と応じて、ポーンチェーンを作ることが多いです。
手順としては以下の通りです。
3.Nc3 Bb4 4.e5 c5 5.a3 Bxc3+ 6.bxc3
 
特徴
  • 白はbファイルをセミオープンにできる
  • 黒はcポーンを使ってクイーンサイドから攻めることができる
クラシカル・バリエーション:3…Nf6

3…Nf6と応じることで黒はコマの展開をしながらキャスリングの準備をすることができます。
序盤の鉄則に従ったオーソドックスな1手といえます。

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白はe5を突いてナイトをいじめるために、4.Bg5と指すことでナイトをピンすることが多いです。
序盤から争点がいくつかできてコマ交換が起こりやすいため、シンプルな形になることが多いです。
 
特徴
  • コマ交換が起きてシンプルな形になりやすい
  • 白はキャスリングでキング/クイーンサイド両方の可能性がある
  • 黒は早めのキャスリングができる
ルービンシュタイン・バリエーション:3…dxe4

3…dxe4とすることで、黒はcポーンを突いてセンターの支配を取り戻そうとする狙いがあります。

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白は当然4.Nxe4と応じてきます。
そのあと黒はc5を突くために以下のような動きをすることが多いです。
4...Nd7 5.Nf3 Ngf6 6.Nxf6+ Nxf6
 
特徴
  • かなり早い段階でのカウンター
  • 黒はクイーンサイドからポーンを崩しにかかる
  • やや白が優位と考えられている

 

ここまでが3.Nc3の変化です。

次は3.Nc3以外の変化について見ていきたいと思います。

 

タラッシュ・バリエーション:3.Nd3
3.Nd2とすることで白はカウンターに備えて、守りを固める狙いがあります。

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3.Nc3と同じくe5のポーンを守っていますが、cポーンの進行を妨げるかどうか、という違いがあります。
この形ではc3にポーンを進めることでd4を固めて、クイーンサイドからの攻撃に備える狙いです。
黒は3…Nf6でe4を攻撃するか、3…c5として守られる前に攻撃するかといった手が考えられます。
 
特徴
  • 好戦的な展開が多い
  • 白はcポーンを突いてセンターの圧力を維持できる
  • 白の黒マスビショップの利きが塞がってしまう
アドバンス・バリエーション:3.e5
4.e5とポーンを進めることでセンターへのプレッシャーを強める狙いがあります。

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白はポジションの優位を築くことができますが、守りが薄くやや心もとない形です。
そこで黒は3…c5と突くことで白の攻めを崩しにかかり、d5を巡る攻防が繰り広げられます。
展開としては 3.d5 c5 4. c3 Nc6 5. Nf3が一般的です。

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特徴
  • 戦略的な局面
  • 勝敗がつきやすい(勝率はほぼ拮抗)
エクスチェンジ・バリエーション:3.exd5 exd5
3.exd5としてコマの交換をして単純な形にしてしまう展開です。

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こうすることで白はカウンターの心配がなくなりますが、引き分けになりやすい形になります。
(Chess.comのデータではこの形だと51%の対局で引き分け)
 
特徴
  • シンメトリーな形であること
  • eファイルがオープンであること
  • 白は先手なので動きを作りやすい
  • 黒は白の動きを見て対応しやすい
 

Chess.comよりイケてると噂の「lichess.org」を使ってみた

Chess.comのフォーラムで「lichess.orgのほうが勉強には適してる」というコメントを頂いたので、早速使ってみました。

 

lichess.orgとは

私自身初めてフォーラムのコメントでlichess.orgの存在を初めて知ったのですが、公式では以下のように説明されています。

lichess.orgはボランティアと寄付によって無料で自由に使うことができるチェスサーバーです。

どうやら2010年にThibault Duplessisさんが趣味で始めたプロジェクトで、最初はイリーガルムーブを判定することさえできなかったようです。

そこで彼はプロジェクトをオープンソースにして、有志によるボランティアで開発を進めて今日の形になったとか。

 

現在では毎日100万以上の対局が行われ、100%無料で使うことのできる最大のチェスサイトに成長!

しかも広告も無し!すごい!

 

さっそく対局してみた

lichess.orgにアクセスすると以下のようなとてもシンプルなページが表示されます。

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右上にログインとあるけど、会員登録は面倒くさい…。

 

「トップページに持ち時間一覧があるってことは登録せずに使えるのでは?」

と思い「5+3」をクリックしてみました。

すると、そのまま匿名の相手とノンレートで対局開始

 

あまりに急でびっくりした上に、相手は明らかに自分より格上…!

結局相手は持ち時間4分以上残したまま、私が持ち時間を使い切り時間切れ負けという結果でした。

 

 

これほどシンプルに対局を始められるサイトは他にないのでは?と思うくらい優れたUIだと感じました。

しかもストックフィッシュを使った解析がすぐに使える!

無料会員登録すればしっかりとした解析を無制限で使えるとか、なんだか信じがたいですがこれがオープンソースの力なんですねー。

 

学習をサポートする解析機能

登録をしていない状態でもストックフィッシュを使った分析はできますが、登録をすることで解析機能が無制限に使えるらしいので登録して確認してみました。

今回はChess.comの棋譜をインポートして、それを解析にかけてみようと思います。

 

会員登録をしたら、左上のツールから「棋譜をインポート」を選択します。

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そうするとPGN形式で棋譜をインポートする画面が表示されます。

Chess.comのアーカイブから自分の対局で解析したいものを開き、右下の「ダウンロード」を押して表示されたPGNをコピーします。

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あとはlichess.orgに戻って先程のPGNをペーストします。

それと、「コンピューターの解析をリクエスト」をオンにするのを忘れないようにしましょう!

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使ってみて驚いたのが解析の速度です。

16手の対局なら2秒程度、60手の対局でも1分未満とありえなくらいの速度で解析が終了しました。

 

そして、解析の結果から「序盤」「中盤」「終盤」がどこから始まったのかを示してくれます!

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適当に選んだらボロボロの対局で例としてあまり良くないのですが、これを見れば「どこが自分の弱い点なのか」が可視化できます。

(これだとほぼすべて絶望的ですね)

 

また、「自分の悪手に学ぼう」を押すと解析した対局から悪手をピックアップして、振り返りのサポートをしてくれます!

至れり尽くせりでやばいですね!

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充実した学習コンテンツ!

トップページの左上を見ると「学ぶ」や「コミュニティ」などがあり、まさか無料で学習コンテンツまであるのかと思い「チェスの基本」を見てみました。

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めちゃくちゃグラフィカルでリッチだった!

割と本気で衝撃を受けました…。

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コンテンツはコマの動かし方から上級編まで、しっかり日本語で用意されてました。

しかも効果音までついてました(キュピーン)。

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ただ、Practiceなど一部のコンテンツはまだ英語のままの模様。

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これもボランティアの方たちが直に翻訳して下さるんでしょうねー。

 

lichess.orgは本当にイケてた

ざっとサイトを概観しただけですが、ユーザー数も多くチェスのプラットフォームとして確立されている印象を受けました。

無料で、広告もなく、登録さえすればすべてのコンテンツ・機能を使うことができるのは本当に驚きました。

 

マスターの方も多くアクセスしており、ユーザー数も常に20,000人前後で対局に困ることはまずありません。

そして、取ったコマを使える変則ルールや様々なトーナメントがあり、チェスをする環境としては刺激的と言えます。

 

Chess.comとの比較ですが、おそらく運営方針が違うので単純に比較はできないんじゃないか、と感じました。

ただ、無料ですべてのコンテンツを使いたい、より気軽に対局したいという場合にはlichess.orgのほうが適していると思います。

 

個人的にはlichess.orgのUIが美しくて感動しました…。

チェス初心者向け記事 「学習プラン:基本の先へ!」

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以前こちらの記事で紹介した「学習プランの辞書」。
 

sona.hateblo.jp

 
その中から初心者向けの1番最初にあった「Study Plan: Beyond The Basics!」という記事を翻訳しました。
(画像は使用許可をとっていないので未使用)
 
・・・
 
本記事は Chess.comで掲載してもらえることになり、一本化を図るため以下のリンクから本文をお読みください。
 

Chess.comでレート1500を目指して:2018/07/06

今日の勉強

・タクティクス数問

今日の対局

 

持ち時間5|5で自分は黒、16手目でメイト。

  • 6...Bc5は下げるのが「なんとなく」はばかられて指した1手で7.d4が見えていたのに読みが浅くて出た悪手、6...Be7としてしまったほうが形が良かった
  • 7...exd4が「感覚」で判断した結果読み違えた悪手で、7...d6として守りを固めたほうが良かった
  • 9...d5はナイト取られたことで焦って出た悪手で、相手がキャスリングした+パスポーンがあることを意識して9...O-Oとして安全を確保すべきだった
  • 11...Be6はコマの展開をしながら守れる1手だと考えたけど12.Nxe6を想定できてなかった悪手で、11...Ne7とすればクイーンの利きがd4のナイトに通るし焦点を変えられたかなぁと
  • 13...Qf6はポーンを守りながらクイーンサイドのルックでd5のビショップをピンしてやろうと考えたけど、14. Rxe6+を考えられていなかった浅はかな1手
  • 15...Rf8は諦めとf2ポーン狙いの1手でだったけど完全に自殺で、16.Qd7#となってしまった

今回は自分の駒をどう動かすかばかりに注目して、相手がどんな手を返してくるかを考えられていなかった印象。

 

 

Chess.comの初心者向けの記事に「チェスが強くなるには」というどストレートな記事がありました。

記事の中で上達のために必要なものは以下の5つだと言っていました。

1. 「チェスが強い」とはどの程度か目標を決める。

2. 数多くのタクティクス問題で練習する。

3. 対局を必ずコンピュータ解析で見直す。

4. 学習プランを作る。

5. 粘り強く続ける。

目標を定めて、効果的に練習して、継続する。

当然といえば当然のことかもしれません。

 

私の場合には以下のように言い換えられます。

1. レート1500を目指す

2. 毎日タクティクスやってる

3. (ほぼ)毎日対局を振り返っている

4. 毎日1局以上+レッスン

5. 続けてる

 

でもなかなか上達しないんだよなー …。

チェス初心者~中級者向け!Chess.comのおすすめ記事

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どうも、いまだに「ルール覚えたて」と言われるレート800に到達していない私です。

チェス強くなりたいですよねー。

私は常々「どうやったら強くなれるの?」と疑問に思っています。

というかレベルを問わず誰でも考えていることだと思います。

 

そこで!

Chess.comを見ていて学習の助けになった記事を紹介していきたいと思います!

英語の記事はタイトルのみ翻訳して掲載します。

(だんだん増えていくと思うので随時更新予定)

 

 

おすすめ記事一覧

1.チェスが強くなるには

www.chess.com

こちらは初心者向け記事ですが、上達のために大切な「心得」について書かれているので中級者以上の方にも初心に帰る意味でもおすすめです。

ちなみに上達のためには以下の5つが必要だと書かれています。

1. 「チェスが強い」とはどの程度か目標を決める。

2. 数多くのタクティクス問題で練習する。

3. 対局を必ずコンピュータ解析で見直す。

4. 学習プランを作る。

5. 粘り強く続ける。

 当たり前過ぎて忘れがちなことですが、どれも必要なことですね。

2.学習プランの辞書

www.chess.com

この記事ではレート1399以下、1400-1799、1800-1999、2000-2199と各段階における学習プランを提案してれています。

1つ目の記事で紹介した心得のなかにも学習プランが含まれていましたが、「学習プランって具体的に何したらエエねん」という人に最適な記事です。

 

学習コンテンツは基本的に英語なのですが、英語が苦手な人でも自分のレベルに合ったコンテンツの「タイトルだけ翻訳」して、それを頼りに日本語のコンテンツを探すという方法がおすすめです!

 

 

 

Chess.comでレート1500を目指して:2018/07/05

今日の対局

今日は5局やって2勝3敗。

1番悔しい負け方をした1局から振り返り。

 

持ち時間は5m+5sで自分は黒、30手目でチェックメイト

  • 3...d6は特に理由なく打った上にビショップの利きも塞いでしまうので、素直にNc6のほうがよかった
  • 16..Re8はf7を急所にしてしまう1手であまり良くなかったと思っていて、16…Nc6などとしてコマの展開をしたほうが良かった
  • 20…Re7が緩手でRf7とすればビショップをピンして勢いを殺すことができた
  • 25手目までは順調だったけどルックを守りに行った26…Qc7が3手メイトを許す大悪手だった(27. Rf8+ Kg7 28. Rg4+ Kxf8 29. Rg8#)
  • 26…Rec7ならc3のルックを守りながら相手のルックを攻撃できて勝ち確の展開だった...
  • 相手の悪手で延命したけどまた28…Nxb3が大悪手で2手メイトを許してしまう1手だった
  • 優勢だから攻めることばかり考えて相手のRg4が見えてなかったので、それが見えてれば28…Rf7やKg6として守る動きができた
 
今回も持ち時間が少なくなって焦りが出始める終盤で、勝勢だったのに大きなミスをしてしまった。
特に序盤~中盤で優勢になっていたのに、中盤~終盤にかけてボロが出て畳み込まれるパターンが多い。
駒得していたり相手のキングにコマが集中していると自分のキングの守りが薄くなって、相手が好きなように攻め込める余地を作ってしまっている印象がある。
 
改善としては
・オープニングを覚えて序盤の時間消費を抑える
・中盤のストラテジーを勉強して鍛える
・名局からコマの展開や盤面全体を俯瞰したコマの動かし方を学ぶ
が考えられるかな。
 
いやー、本当に悔しい!